【完】ワガママクイーン

その後、職員室に着き生徒会室の鍵を返そうとしたけど
何故か先生は一人もいなかった・・・。



「あれ・・・?何でいないんだ・・・?」



「ま・・・まさか・・・か、帰っちゃった・・・と・・・か・・・」



「それはないだろ~」



「な!なによ!!じょ、冗談よ!」



「あ・・・はい・・・」



私たちはしばらく待ってみたが一向に
だれも、戻ってこない。



「ど、どうしよう・・・」




「あ!」




「な!なに・・・!?」




「いや、鍵だけ置いて帰ればいいんじゃないかって・・・」




「そ!そうね!!そうしましょう!」




「・・・?うん・・・?」




優は少しだけ、不思議そうな顔をしたが
すぐに、ニヤケた顔になった。