バンッ!!

大きな音を立てて生徒会室のドアを開けたのは



1年の女子生徒だった。


「生徒会長!あなたに話があってやってきました!!」

その女子生徒の第一声だった。



私は作業中の手を止め聞いた。

「何の話があるの・・・?」



「お兄ちゃ・・・白銀 優の事です!」


言い直したつもりだろけど
私の耳にはハッキリ聞こえていた。


「あなた、優の妹・・・?」



「!!」



優の妹は、一瞬黙ったけど
驚きの表情で続けた。