「俺は、百合愛が好きだ!大好きだ!
今みたいにキスも、もっとしたいと思ってる!
百合愛のワガママも、最初は嫌だったけど・・・
百合愛が好きだから、今はもうなんとも思わない!
だから・・・。俺と付き合ってください!」


「・・・はい!」


言う事に必死で、俺は百合愛の顔を見てなかったが
ふと気が付くと、
百合愛は泣きそうな笑顔で返事をしてくれていた。


俺は言葉でこの喜びを伝えたかったが
言葉にできそうなものが見つからず
気がついた頃には百合愛を思いっきり抱きしめていた。



「ゆ・・・優?
く、苦しい・・・」



「あ!わ、悪い!」

俺はそう言いながら
百合愛を離した。


「でも、これからもこうやって抱きしめたい!
絶対に放さないからな!」



「私も、放れないから!」



俺たちは再びキスをした
今度は無理矢理じゃなく、そして
さっきよりも長めだった。