【完】ワガママクイーン

「いや・・・。なんか百合愛ってお嬢様っぽい
イメージだったからさ・・・」



「・・・っそ」



それだけいい百合愛は俺たちを自分の部屋へ誘導した。



俺たちは百合愛の部屋に入り
既に用意してあったテーブルに勉強道具を並べ
宿題を始めた。


黙々と宿題を進めていくうちに
俺はあることに気づいた。


「そういえば、今日光輝先輩っているの?」



その話を持ち出した時
百合愛は少しムッとした顔になりながらも
すぐに答えた。


「いるよ・・・」



そう言いながら百合愛はシャーペンで
俺の方を指した。


俺はドキッとしながら後ろを振り返ってみたが
俺の後ろには誰も居なかった。


俺は一瞬自分の後ろにいるのではないかと思ったが
どうやら俺の後ろの壁の向こうに居ると言うことらしい。



「そういえば、兄さんには
今日斗真が来るって言っただけで
優の事は言ってなかった・・・。まぁ、いいか」



「・・・・・・」



光輝先輩俺が来ること知らなかったから
きっと、怒ってるだろうな・・・



光輝先輩は斗真しか認めてないからなー・・・




「・・・・・・」