義兄妹♡秘密のLove同居♡♡

「あっ…」

その後ろで震えてこわばった顔の舞花がいた。

そりゃそーだ。今の俺を見てびっくりしない篠原の方が不思議だ。

だって、タバコ吸いながらスマホいじって、髪は右だけをかきあげて、ピンで留めている。いかにもって感じだからな。

しかも下にはバイクの雑誌を置いている。

「舞花…昨日以来だな。俺が怖いか?」

そう聞いてみる。

「怖くない。私、どんな龍都でも好きだもん。」
舞花はなぜかそう言いながら泣いていた。

「ふんっ。もう終わったんだ。そーゆーのうっとおしい。」

俺は言い捨てた。

「龍都君!そんな言い方ないんじゃない?!」

篠原が怒っている。

「お前には関係ない。」
俺はそう言って教室に戻った。