帰り道。

7時を過ぎたから暗くて、街灯の下だけがほのかに照らされている。

「手ぇ…繋いじゃいけないです…か?」

「え…?」

隣には真っ赤な顔の龍都がいた。

「いいですよ…。////」

自分でも顔真っ赤だなーと今改めて実感した。


















家に着くまで何もしゃべらなかったけど、手から伝わるドキドキだけで、胸がいっぱいになった。

















私、本当に龍都のこと好きなんだなぁ…。