白のサンダルを脱ぎ捨てて 裸足になった 上のTシャツを脱ぎ捨てて 下着になった したのズボンはそのままで 走り始めた 柔らかな砂浜に ズボズボと足が埋まる 太陽に焼かれた土は熱く ともすれば火傷を負いそうだった 痛みは無視して走る 波打ち際に集まった石は アタシの足に グリグリとぶつかってくる 全部、無視だ