「明日は8時半ぐらいに迎えに行くからそれまでに良いすんだよ」

「うん、わかってるよ」

「本当、あ、それからお風呂はちゃんとお湯に入るんだよ」

「うん、分かってるから」

「あ、それから「もう、分かってるから」」

「じゃあ、おやすみ」

「うん、おやすみなさい」

(やっと帰った。ハァー)

(れいくんは、少し心配性いやかなり心配性か)

カチャ「ただいま」

「「「おかえりなさいませ」」」

「おかえりなさいませ鈴香お嬢様」

「ただいま、お父様帰ってきてる?」

「はい、書斎にいます」

「お呼びしましょうか?」

「ううん」

(お父様が帰ってきてるなんて珍しい)

(あ、忘れてた。
私のお父さんは、世界二の財閥天宮財閥の社長ちなみに会長はお父さんのお兄さん私にとって伯父が会長だよそんな感じかな?あ、また忘れてた。〔忘れるの何回目?〕(ほっといてよ)
お母さんは、私が生まれてすぐに亡くなてしたの。小さい頃は、寂しかったお父さんも仕事で家に居ないのが多いからでも、会長は、そんな私を気にしていつもじゃないけど遊んでくれたから。それに、モデルの仕事もあったから)