不器用な初恋~俺は君のことが好きだ~



「アイツの住所が分かった」

千葉先輩がさっきの友達に連絡を取って聞いてくれた。

「俺、行きます」

「もちろん俺も行く」

悠…

「私も行くわ」

水島先輩…

「いや、先輩は」

「元は私なんだから」

「もちろん私達も行くわ。ね、悟」

「あぁ。だけど藤倉どうする?これは完全に犯罪だ。警察に」

俺もそれは考えた。

だが、警察に連絡すると水島先輩にも迷惑がかかる。

先輩にこれ以上傷ついてほしくない。

俺のそんな思いに気づいたのか

「涼君、私はいいのよ。今は何より陽菜ちゃん」