不器用な初恋~俺は君のことが好きだ~



「お兄ちゃん、お腹空いた」

もう昼をとっくに回ってる。

「そうだな。昼飯にしようか」

千葉先輩の声に

「賛成」

片桐先輩達も口々に

「お腹空いたね」

「何か美味しいもの食べたいね」

「うん」

ランド内のレストランに入って

「私レディースランチにする」

「私も」

先輩と片桐先輩が決めると陽菜が

「中学生でもレディースランチ注文出来るのかなぁ」

「……」

「ハハハ…「フフフ…」」

俺達が笑い出すと

「えっ?何がおかしいの?お兄ちゃん」

あの発言は受けを狙ったんじゃなくマジだったんだ。

陽菜もお袋にやっぱり似て『ど天然』だ。

「大丈夫よ陽菜ちゃん。レディースランチを頼んでも」

「うん。じゃあレディースランチにする」

俺と千葉先輩は日替わりランチにして。

また女子トークが炸裂している。

俺達男の入る隙間が全くない。

よく話題がつきないもんだな。

先輩も結構喋るんだ。