不器用な初恋~俺は君のことが好きだ~




「はい、おまたせ」

先輩がジュースを渡して

「凛ちゃん ごめんね。買いに行かせて」

陽菜が恐縮然り。

「ううん大丈夫よ」

「おい陽菜」

陽菜に渡して

「ありがとう。あれ?お兄ちゃんどうしたの?顔が赤いよ。暑い?」

「あ、あぁ」

さっきのドキドキがまだ続いていた。

千葉先輩と片桐先輩がクスクス笑っている。

「陽菜、もう大丈夫か?」

「うん」

「あんまりみんなに心配かけんなよ」

「あ、うん。ごめんなさい」

気は強いが陽菜は素直だ。

「ハハハ…陽菜ちゃん大丈夫だから。気を使うなよ」

「は、はい」

千葉先輩に優しく言われてまた赤くなってる。

それを見て

「もう本当に可愛すぎ陽菜ちゃん」

片桐先輩に抱きしめられてるし。

完全に先輩のおもちゃだな。