不器用な初恋~俺は君のことが好きだ~




そして日曜日

「まだ早いだろ」

やはり陽菜の襲撃を受け7時に叩き起こされた。

「用意しなくちゃ」

用意って何だよ。

「早く下に降りて来てね。二度寝しないでよ」

言うだけ言ってさっさと出て行く。

本当に我が道を突き進む奴だな。

親父にそっくりだ。

着替えて

「おはよう」

「おはよう。あら早いのね」

お袋が朝飯の支度をしながら

「陽菜に」

「フフフ…やっぱり」

「分かってんなら母さん止めてよ」

「別に早起きは悪いことじゃないし。 朝練の時には起きてるじゃない」

「だからない日くらい寝たいの」

相変わらずのほほんとしてんだから。

「涼の言う通りだ」

振り向くと

「親父 おはよう」

「恭介さん おはようございます。早いですね」

「陽菜に叩き起こされた」

「親父もか?で陽菜は」

騒ぎの張本人がいない。

「またファッションショーしてる」

はぁ?

昨日決めたんじゃないのか?

「フフフ…凛ちゃん達と☆☆ランドに行けるのが嬉しくて仕方ないのよ。ちょっと興奮気味だから涼お願いね」

「あぁ。分かりました」

今からあんなに飛ばしてるんじゃ先が思いやられる。

「さ、ご飯にしましょう。陽菜を呼んでくるわ」

お袋が2階に上がり