不器用な初恋~俺は君のことが好きだ~




「涼君のお父様、本当に素敵ね~」

片桐先輩が親父を見て溜め息なんかついている。

「そうですか?」

「そうよ。涼君は毎日見てるからそう思わないかも知れないけど。ねぇ、尾崎君はどう思う?」

「えっ?」

急にふられて悠がアイスを食べる手を止め

「おじさんはかっこいいすよ、昔から。厳しいとこもあるけど」

「悠ちゃん お兄ちゃんと一緒によく怒られてたもんねパパに」

陽菜がまた余計な口出しを。

「あらそうなの?」

「まぁ、俺達が悪いんですけどね。おじさんは自分の子も他所の子も関係ない。悪いことをしたら怒るって。俺の親なんかおじさんに絶対的信頼おいてますから」

「へぇ~やっぱり素敵。志織さんいいな~」

「えっ?」

「素敵な旦那様で」

「そ、そう?ありがとう」

お袋赤くなってっし。

また千葉先輩がそんなお袋に見惚れてるし。

千葉先輩、片桐先輩に怒られますよ。