不器用な初恋~俺は君のことが好きだ~




「あ、陽菜ちゃん。何処かへ行くの?」

陽菜も自転車で

「ううん。ママから電話があって帰るのが遅くなるって言うから 何か買いに行こうと思って。ママ達は食べて来るからって。お祖母ちゃんとこで食べてって言われたけど私が作るからって」

「それで買い出しか」

「うん。ちょうどよかった。何がいい?」

陽菜に作らせたら時間は掛かるし第一恩着せがましい。

「陽菜、これから悠とラーメン食いに行くからお前も来るか?」

「ラーメン!うん食べたい」

「ん。悠、構わないな陽菜が一緒でも」

「もちろん」

「悠ちゃん、ありがとう」

陽菜にとって悠は保育園の頃からのもう1人の兄貴的存在

悠も陽菜を可愛がってくれている。

3人でラーメン屋に入って注文して

「あ、ママにメールしとくね」

「あぁ」

俺の携帯にもお袋から残業になったので陽菜を頼むとメールが入っていた。

ただ『了解』とだけ返信。