2人自転車に乗り並走しながら
「涼君ごめんね。疲れてるのに」
「全然。それに親父達に言われなくても送って行くつもりだったし」
「えっ?」
「やっぱり女の子1人は危ないです」
涼君もフェミニストなんだな。
「…先輩と話したかったのもあるし」
「涼君」
顔が少し赤くなってる。
何故か私の顔も熱を持ってるみたいに熱い。
「先輩」
「あ、はい?」
「引きますか?」
「えっ?何が?」
「こんなにしつこい俺に」
「……」
「やっぱり…好きなんです。先輩に弟か友達だとしか思われないとしても」
「涼君」
本当に素直なんだな。
ストレートに気持ちをぶつけてくる。
その気持ちは嬉しいし…羨ましい。
でも…



