向日葵

「....好きだけど」

「俺も!!!!」

別に聞いてないし....

「なんで好きなの?」

「天国が........近いから?」

「そっか。俺は太陽が近いから」

私に理由を聞いてこなかった。そればかりか太陽みたいな笑顔で私に喋りかけてくる

「よく....笑うね」

「笑ってたらいーことあるんだぜ?」

私だって笑いたいよ....けどわからない

「そうかもしれないね....」

「真琴は....笑わないの?」

「私....笑えないから....でも笑顔は好き」

母の笑顔も....父の笑顔も好きだった。

「だから向日葵は好きなの」

「それって....告白?」