「........葵くん。どっちが委員長する?」

みんなの前で日向なんて呼べるはずがない

「じゃあ....俺行くよ」

「うん....わかった」

そういって淡々と進めていき、

出し物はコスプレ喫茶になった

「じゃあ....予算とか、準備物はこっちではやるので以上です」

こっちでやるの?!?!

という私の視線に気づきもしない日向は

話を進めて、終わらせてしまった。

う、嘘でしょー............

もう、関わりたくなかったのに........

「............真琴。今日放課後残って」

「............わかった」

二人きりなんてどうしたらいいのよっ?!






「....こと....」

「ん....」

「真琴。ごめん遅れて」

「あれ....私....寝てた??」

放課後の学校で寝るなんてちょっとすごい

「うん....で、俺一応考えたんだけどこれでいい??」

「ん....?いいと思うよっ....考えてくれたんだ~ありがと」

寝ぼけているのか、素直にそういう

「いや....別に。じゃあ、これでいくから」

「うん....頼んだ~」

そう言って机に突っ伏す

やばい....眠い....

必死に睡魔と格闘していた。

けど、睡魔には勝てなかったみたい....

「....ったく....もう下校時間だけど....」

あれ....体がふわふわする....

「かる....真琴....ちゃんと食ってんの?」

誰???....陸??........................