笑えたものの....それは１時的なもので....

笑えたのはその一瞬だけだったけど、

私は....とっても嬉しかった....。

「あのね....日向。」

「ふぁに?」

ーモグモグッ

真剣に食べてる日向。

「あの....付き合うのやっぱやめにするよ」

「へ?」

「私は..違うと思うから....」

好きでもないのに付き合うなんて絶対にダメだと思うもん....

「フリだけでもしてくれね?」

「え....?」

「俺....のせいで付き合えてないやつらに彼女いるからって言っちゃって…」

「ひ…日向ってバカ?!?!」

「....バカだよな....ほんと....」

そんな....マジに取らないでほしかった....でも私少しでも気があったからあんなこと言ってくれたと思ったけど....違ったんだ。

ーズキン

また私の胸が痛む。

「....はぁ....もうっ!仕方ないなぁ!!!!」

今の私にはこんな言い方しかできないけど

日向を....あなたを太陽に戻したい一心で....

「やってあげる。日向がもういいっていうまで....」

「え....」

「彼女のフリ....やってあげる」

そんなことを口走ってしまったんだ....。