大好きだけじゃ足りない。



...今でも、思い出すと吐き気と目眩、あの気持ち悪さが蘇ってくる。


「あたしの人生終わったなー」


膝を抱えて、下を向きながらそう呟いた。



「なぁーにが終わったのっ?理ぃー紗ちゃん!」


バッと顔を上げると、





「......何でいるの?」


「何でって、理紗がうんうん唸ってたから来てあげたんだけどー」






朔がいた。





なんで?なんで?



なんで?なんでなんでなんで?




カタカタと腕が震え始めた。






「またさー、、、、、、、、










気持ちいいことしない?」