大好きだけじゃ足りない。



しばらくすると、

「着いたぞ。」

「...え?公園だよ?」

「あぁ。」

「お店は?」

「だから、ここだって。」

「?ないよ?」

「あるじゃん。ここに。」


そう言うと、朔は私の髪をすくい取ってキスした。


「出てきていいぞ。」


それを合図に「白虎」の幹部が暗闇から出てきて、私の腕と足を掴んだ。


「久しぶりだな。理紗。」

「なっ、何してんの?!」

「何してんのって、これから気持ちいいことするんだよ。」


「は、はぁ?何言ってんの?


朔!朔!助けて‼︎」


「いいんじゃないの?」


「朔......?


何言って「だから、そのまま気持ちいいことされちゃえば?」





嫌だ、



やめて





気持ち悪い






やだ




やだ





やだ...






やだ......!






いや!!







私の思いは虚しくも届かず、


そのまま奴らに犯された。