「そっか!
私は、菜々子を応援するのみだから。
だから、ついていく!」
そういうと、みどりは抱きついてきた。
「ありがとう…」
「コチラこそ…!」
コンコンッ
ノックと同時にドアが開いた。
「ご飯だって!!」
お姉ちゃんが、笑顔で呼びに来てくれた。
「「はーい!」」
急いでリビングに行くと、ご飯はいつも以上に豪華だった。
皆で楽しく話しながらたくさん食べた。
楽しい時間だった。
──────────────2時間後
豪華なご飯を食べたあと、片付けをして
みどりを送ることになった。
玄関を出てすぐ、
みどりは、「淳くんと、ちゃんと話してみたらどうかな」と言った。
「え?」
「なんてね!嘘だよ。
菜々子が、嫌だと思うしね!」
「いや…大丈…」
「あ、ここでいいよ?!
一人で帰れるからさ!
今日は、ありがとう!
ばいばい!」
「え、いいの?
ばいばい!また明日」
みどりが、言ったこと。
みどりは、嘘だと言ったけど
それも嘘だろう。
私も、話した方がいいかもしれないと思った。
明日…話してみようかな…



