「じゃあ、公園で散歩的なのする?」
「いいよ~」
結果、私の家の近所の公園で散歩的なのをすることになった。
「ついた!!」
この公園には、シーソーとジャングルジムとブランコ、鉄棒がある。
まあ、定番かな?
夕方だからか、子供達はもういない。
家のお手伝いでもしてるんだろう。
「俺、ブランコしたいんだけど」
「真顔で言わないでくれる?(笑)」
真顔で、そんな幼稚な事を言うから
ついつい笑ってしまう。
拓海は、ダッシュでブランコに飛び乗って
まるで幼少期に戻ったかのように楽しそうにブランコに乗って遊んでいる。
そんな拓海が、可愛いと思った。
「菜々子ー!!」
「なーにー!!」
「ブランコ乗ったらー?」
「ブランコより、シーソーがいいー!」
私も人の事を言えないかもしれない。
でも、遊具を見るとついつい幼少期に戻った感じになる。
すると、拓海はブランコから降りてシーソーにまたがった。



