「よし、拓海いこ?」 私は、自分から手を差し伸べてみる。 拓海は少しびっくりしていたけど、微笑んで繋いでくれた。 「もうーカップルじゃん!」 「いいでしょ♪」 「みどりも繋ぐかー?(笑)」 冗談で、拓海は言ったのに、みどりは私の隣りに来て手を繋いだ。 結局、三人手をつないで教室へ向かった。