朝───
「いってきまーす」
今日から、私と拓海の浮気が始まる。
ガチャッ
「…おはよ」
玄関を出ると自転車に乗って少し眠そうにあくびをしている拓海がいた。
「おはよう!迎に来てくれたんだ…!」
「おー…」
拓海は朝が弱くて、毎日予鈴ギリギリで学校にくる。
だから、拓海がこんな朝早く起きてるのは奇跡といっていいほどかもしれない。
………すごい、嬉しいけど………
「倒れないでよ?」
寝不足で倒れましたとかなったら大変だ。
「……………多分大丈夫………」
いや、大丈夫じゃねぇから。
目空いてねぇから。
「じゃ、行こっか!」
私の家から徒歩で30分ぐらい。
全然、間に合う!
私が、歩こうとした時、拓海はチリンチリンッとベルを鳴らした。
「え、なに?」
「…え、なに?じゃねぇよ!!」
え、なに…?
私が不思議そうな顔してると拓海は後ろの荷台をポンポン叩いて「ここ座れ」と言った。
「ふ、二人乗り?!!////」
淳ともしたことがない二人乗り。
初めてするのが、拓海で良かったのかどうかわかんないけど、乗るしかないか。
そう!私と拓海はカップル!
そう言い聞かせて荷台をまたがった。
「の、乗った!!」
「落ちるなよ(笑)」
そう言って拓海は、自転車をこぎだした。
最初は、バランスがとりにくくフラッとしたけど安定してる。
それにしても………
「ねえ…………」
「ん?」
さっきからずっと……………
「段差狙うな馬鹿野郎!!!!」
段差ばっかり、狙って、私のお尻にダメージを与え続けている。
後ろから拓海の脇腹にチョップ。
さすがに、効いたみたいでそれからは意地悪はしなくなった。
「いってきまーす」
今日から、私と拓海の浮気が始まる。
ガチャッ
「…おはよ」
玄関を出ると自転車に乗って少し眠そうにあくびをしている拓海がいた。
「おはよう!迎に来てくれたんだ…!」
「おー…」
拓海は朝が弱くて、毎日予鈴ギリギリで学校にくる。
だから、拓海がこんな朝早く起きてるのは奇跡といっていいほどかもしれない。
………すごい、嬉しいけど………
「倒れないでよ?」
寝不足で倒れましたとかなったら大変だ。
「……………多分大丈夫………」
いや、大丈夫じゃねぇから。
目空いてねぇから。
「じゃ、行こっか!」
私の家から徒歩で30分ぐらい。
全然、間に合う!
私が、歩こうとした時、拓海はチリンチリンッとベルを鳴らした。
「え、なに?」
「…え、なに?じゃねぇよ!!」
え、なに…?
私が不思議そうな顔してると拓海は後ろの荷台をポンポン叩いて「ここ座れ」と言った。
「ふ、二人乗り?!!////」
淳ともしたことがない二人乗り。
初めてするのが、拓海で良かったのかどうかわかんないけど、乗るしかないか。
そう!私と拓海はカップル!
そう言い聞かせて荷台をまたがった。
「の、乗った!!」
「落ちるなよ(笑)」
そう言って拓海は、自転車をこぎだした。
最初は、バランスがとりにくくフラッとしたけど安定してる。
それにしても………
「ねえ…………」
「ん?」
さっきからずっと……………
「段差狙うな馬鹿野郎!!!!」
段差ばっかり、狙って、私のお尻にダメージを与え続けている。
後ろから拓海の脇腹にチョップ。
さすがに、効いたみたいでそれからは意地悪はしなくなった。



