それでも私が想いを伝えないのは、この関係が壊れてしまうのが何より怖いから。






はるくんがいなくなってしまったら






私はとうとう世界に一人ぼっちになってしまう。






私の夢ははるくんの組の顧問弁護士になって色んな問題からはるくん達を守る事。







なんていうのは、はるくんの側にいたいがための理由作りに過ぎないけど。







それでも、一緒にいたいから。








瞳を閉じていたらいつの間にか眠ってしまったようで








はるくんの家まで運んでもらっていたようだ。