キーンコーンカーンコーン やっと。おわった。 地獄の終わりを告げる合図に聞こえた。 「ねえマナミー?」 「なーにー?」 「橘ってーガッコのあとぉ、すぐどっか行っちゃうよねん♡」 「....そーだね....調べてみよーか♡」 「いやんマナミん怖ぁあい♡」 そんな会話が行われているとは、私は知らなかった。 だからいつものようにあの場所へ、行ってしまった。