放課後
今日は日直いないからってことで
あたしと雅也くんで日誌を書いたり
教室の戸締りしなくちゃいけなくて
早くカラオケ行きたいとか思いながら
仕事をしていた。
真由香とももと拓海くんは
買いたいものがあるらしく学校近くの
コンビニに行っている。
そして、
また学校まで戻って来てくれるらしい。
学校前に5時くらいに待ち合わせをした。
よし、早く終わらせよ!!
「宮脇はさー、彼氏とかいんの?」
「えっ…、いっいないよ、」
急な質問に驚いてしまった。
「え?いないの?
宮脇可愛いからいるって思ってた」
「かっ、可愛くないよ!!
…でも、嬉しい、ありがと」
可愛いなんて言われたことなくて
素直に嬉しかった。
「ほら、そーやって照れた感じに
笑うとことかやばい。ちょー可愛い」
「もう、雅也くん!!からかわないでよ!」
「いや、からかってねーよ。
宮脇は、なんか部活すんのー?」
「んー、まだ迷い中雅也くんは?」
「俺は水泳部!!
こう見えて、中学の頃は全国行ってんだぜ」
雅也くんがどや顔で言う
「そっ、そっか!!すごいね!!
じゃあ、高校では日本一目指して頑張れ!!」
「おう、ありがと!!」
雅也くんと話していると
あっという間に仕事も終わってしまった。
「じゃ、雅也くん また明日ね!!」
「あのさ、宮脇!今日暇か?」
「ごめん、今日はちょっと…。」
「そっか、ならいいや!
引き止めてごめん、またな」
少し申し訳なかったかな…
でも、予定あるのは本当だし
しょうがないよね…
