佐倉城竜伝説

妖弧「私は真」

妖弧(真)「何で助けてくれたの。」

勇気「助けたわけじゃない。」「ただ、弱いものが、いじめられるのを見てられなかった。」「それだけだ。」

その後二匹の狐は一緒に過ごすようになった。

妖弧(真)は勇気の話を聞いていた。

勇気「俺は力を自分の欲望の為に使う奴らが嫌いだ。」「そいつらの、欲望に泣いてるみんなを、助けてやりたい。」

妖弧(真)は、勇気の話を聞き涙を流していた。妖弧(真)も、みんなにいつも、いじめられていたらである。

そのあとも、いつも一緒にいるようになった。

しかし、あの狐の群れ達が、復讐にやって来た。

勇気「なんだ、また殺られにきたのか。」

狐「今度殺られるのは、お前だ!」

どーん、どーん。

地響きがするほどの、足音がした。

現れたのは、大きな熊である。

熊「ガルー」「お前か、俺の手下を殺ったのは。」