佐倉城竜伝説

妖弧はその話を聞いて。

妖弧「黒龍は勘違いをしていたのか。」
「でも私は、今の黒龍の力になりたい。」「力にならなきゃいけないのだ。」「黒龍のために。」

咲姫は、疲れを癒すためお風呂へと向かった。

脱衣場に入ると、誰がいた。

咲「真(妖弧)ではないか。」

真(妖弧)「咲姫すいません。」

咲「かまわぬ。」「一緒にどうだ。」

真(妖弧)「はい。」「姫、聞いてもよろしいですか。」

咲「いいよ、何でも聞いて。」

妖弧「恐くないんですか。」「それに、何の為に、誰の為に戦っているんですか?」

咲「恐いわよ、凄く恐いよ。」「でも私には、私を守ってくれる人がいるから。」

咲「でも城下の人達を、守ってくれる人はいないの、だから私は城下の人達を守ってあげたいの。」

「何で私が、みんなと一緒のお風呂に入るかわかる?」