シャカシャカ音のなるような紺の黄緑色のラインの入ったジャージを着ている。

男の子は困った顔をして、周りを見ている。

た、助けなきゃ…!

あたしは急いで一階に行って、誰もいないリビングを通り…。

キッチンに向かう。

そして、さっき沸かしたばかりのお湯の入っているポットを持って玄関に。

今日から一週間…誰もいないんだっけ?

あたしはドタバタと駆け出す。

薄着なのを忘れて飛び出して居た。

「だ、大丈夫!?お湯で溶けると思うんだけど…!熱かったらごめんね!」

あたしは男の子を一回も見ることなく、雪にお湯をかける。