ランニングコース 〜君の愛のこもったLoveLetter〜1


俺の顔はもっと真っ赤に染まる。

「…ジャージ濡れてる」

彼女のやってしまったと言いたげの顔。

「大丈夫だよ」

「ダメだよ!風邪引いちゃう!上がってて!」

彼女は余りにも心配そうにするものだから、思わず頷きそうになる。

でも…上がってて?笑

初対面だよ?

彼女は要約気づいたのか、ハッとしてまたやってしまったと言う顔。

「んー。じゃあ今度、また誘ってよ」

強引かな?

誘えよ、って言ってるようなもんだもんね。

「え…?」

俺は少し笑って立ち上がる。

彼女は少し赤かった頬を真っ赤に染めて、俺を見ている。

可愛すぎでしょ。

俺は彼女に手を差し伸べて、雪の上に座っている彼女を引っ張りあげた。