俺は思いっきり左足を蹴り上げた。
…が、ビクともしない。
マジ!?
俺は座り込んで、周りを確認。
誰もいないのを確認できて、俺は一安心。
あ、そう言えば…!
俺は思い出して、真っ白な家を見上げる。
そこにはさっきの窓は開いてカーテンがヒラヒラいってるものの…。
彼女の姿はない。
シャリ…。
雪を踏みつける音が聞こえた。
見上げた瞬間ビックリ。
だって…薄着の彼女がいたから。
一度も俺の顔を見ることなく、足元をジッと見つめる。
「大丈夫!?お湯溶けると思うんだけど…!熱かったらごめん!」
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