もう見れただけで、幸せかも。 シャリ…シャリ、シャリ…。 俺の足音は雪のお陰で、存在感たっぷり! 彼女は気付いてくれるだろうか。 シャリ、シャリ、シャリ…。 少しリズミカルきもしれない。 チラリと彼女の方を見ると、目を瞑って俺の足音に楽しそうに笑って合わせていた。 俺の顔はいっきにカァーと赤くなる。 綺麗…それはまさに彼女の為の言葉です。 …嗚呼、俺ちょーしあわーーー ズッ 「っっ!?」 「ん?」 俺は驚きで声がでない。 彼女の声が聞こえた気がする。 気がするだけかも…。笑