「じゃあな。」

…なんで、こんなことを思ってしまったのだろう。
この時の、爽汰の笑顔が、拓実ににてるって。

全然ちがう二人…なのに。

友達と、恋人。

ほんと、全然違う。

「あらあら~?いい感じじゃないですか。」

「も、もうっ。からかわないでよっ。私、そろそろシフト交代だから、行くね!


そういって、逃げる様に立ち去った。