恋しちゃ、いけない。~ツンデレ男子と素直になれない女の子~


入場門の製作は、順調。

けど、妙に凝りすぎて、外はもう、すっかり真っ暗。

(やば…そろそろ帰らなきゃ…。)

いそいで片付けを始める。

「…おい、亜紀…。外、暗いし、一緒に帰らねえか?」