「よかったぁ~、実はね、亜紀ちゃんも爽汰くんのことを好きなんじゃないかな~って心配だったんだ!」

「そ、そんなわけないじゃん!爽汰はただの友達だよ!」

…自分に言い聞かせる様に、そういった。

「亜紀ちゃん、ほんとにありがとう!このことはまた、話そうね!」

そういって、めぐちゃんは屋上から立ち去って行った。

揺れる少し明るい色の髪が光で反射して、すごく綺麗。