「…で、ご用件は??」

今、私とめぐちゃんは屋上にいる。
風が吹いていて、気持ちがいい。

「…あのね、突然なんだけど、私、好きな人がいるんだ。」

頬を赤く染めて、めぐちゃんは言う。

「嘘嘘!だれだれ??」

こんな可愛いめぐちゃんのハートを射止めたのは誰だ!?

「…山村爽汰くん。」