山村な。おーし、じゃあ、二人は前にでて、クラスの出し物決めてくれ。」

先生の言葉に、耳を疑った。

爽汰と一緒!?

びっくりして隣の席を見る。

爽汰は、いかにもダルそうに、私をみつめていた。

「よろしくな。」

「う…うん。」

「山村は一応はじめての文化祭だから、岩佐がしっかりサポートしてやれよ。」

「は…はいっ」