拓実以外に恋なんてしないって決めているから。 お昼休み。いつものように美佐とお弁当を食べる。 「亜紀、いい加減けじめつけなよ。拓実も困るよ?新しい恋もして行かないと。」 「美佐…気持ちは嬉しいけど、私の恋人は、拓実だけだから。けじめなんてつけられないの。」 私だって、わかってる。 こんなに、ズルズルひきずってちゃだめだって。