目を覚ますと、そこには、バスケをしていたはずの、大嫌いなあいつがいた。 「って…」 「だ、大丈夫!?」 私を…守ってくれたの…? 「別に。ケガでもして、俺に責任がかかったら困るから。」 「あ、ありがと…。」 そう言ってあいつを見ると、腕が赤く腫れていた。