「山村爽汰です。ある事情で、引っ越してきました。バスケが好きです。よろしくお願いします。」 「じゃー、山村の席はあそこだ。窓際の、一番奥。」 え。 私の…隣…? なんか、別になにもないのに、気まずいよ… ど、どうしよう… 「おし。じゃあ隣の席の岩佐は山村をしっかりサポートしろよ。休み時間にでも校舎案内してやれ。」 ふぇ? ちょ、え、え?