もちろん、その後のショッピングは楽しめるはずもなく、わたしはとぼとぼと一人で家に帰った。 ベッドのまくらに顔をうずめて、体中の水分が無くなるんじゃないか、と思うほどに泣いた。 そして、その次の日、学校で拓実を問いただした。 もう気がまいっていたので、キツイこともいってしまった。