「うん…。分かってる。」 「でも、私は亜紀には幸せになって欲しいから。…困ったこととかあったら、聞くからね。」 「ありがと、美佐。」 美佐は、本当に優しい。 なんだかんだで、私のことを分かってくれている。 美佐や、爽汰。 優しい〝友達〟に囲まれて、私は本当に幸せ者だ。