「…そろそろ時間だ。山村に、会えるといいね!」 「別に会えなくていいし!」 私と美佐は下駄の音をカランコロンと響かせながら、花火大会の会場へと向かった。 「始まるまで、後一時間くらいかな?…それにしても、すごい人だね。」 「うん…。」 絶対、はぐれないようにしなくっちゃ。