お兄ちゃん達と、龍聖のみんなと登校し

て、私は一人、理事長室にむかった。

コンコンッ!

「はぁーい!」

「美麗ちゃん♪おはょ♪」

「あら、姫愛羅。おはよう♪」

「美麗ちゃん、私の目、今日なんだ。」

「……開眼するのね。」

「うん。」

美麗ちゃんがとても悲しそうな顔をして

私を見つめる。