「そういや姫愛羅。」

突然、煌牙が話し始めた。

「なに?煌牙。」

「お前、目、大丈夫なのか…?」

「大丈夫だってば!なんでみんなそんなに

私の目のこと気にするの?」

「もしかして…姫愛羅ちゃん…知らない

の?赤目の伝説…。」

「夏樹…?なに?それ…。」

「これです。」

そう言って晴樹はパソコンの画面を

私に見せた。