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?side

「おい…今の見たか…?」

「あいつ、女だょな?」

「6メートルあんねんぞ?あんな軽く飛び越

えるなんて…ありえへんやろ…。」

「おい…起きろよ…。」

「………きょーみない。寝る…。」

「琉くん、あの子、面白そうだね♪」

「あぁ。」

「まずは、あの女に関わりをもつことです

ね。それから、色々探りましょう。」

「そーだな、おいお前らやることは分かっ

てるな?」

『『「あぁ。」』』

私は、屋上でこんな話がされているなんて

知るよしもなかった。

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