『えっ、あの・・・』突然に言われた言葉に動揺を隠せないでいた。

『やっぱりね』と女は言い、俺に近付いて頬を両手で触れて、いきなりキスしてきた。

突然の行為に放心していると、唇を割って舌を入れ、俺の口内を女は犯していた。

ねちゃねちゃと、いやらしい音を立て、淫らな吐息と共に、女は顔をはなした。

『あれ?もしかしてキスも初めてだった?』とクスクスと笑っていた。

『チガウよ!!キスはした事ある』

『そうなんだ』と彼女は少し確かめるように俺を見た。