混乱に乗じて、ジェシカは魔界にテレポートした防衛軍本部に、侵入した。
一部のシステムは、雷撃でやられており…簡単に中に入れた。
まだ魔物も、ディグブレイドも、侵入していないようだ。
入り口を少し進むと、ジェシカはディグシステムをアウトさせ、軍服姿に戻ると、廊下の壁を探り……侵入者に、備えた障壁のスイッチを探した。
何とか見つけると、自分のカードを差し込み、障壁を降ろした。
これで、魔物は簡単に入って来ないだろう。
何の飾りもない灰色の通路を、ジェシカは走った。
人のいる気配がしない。
ディグシステムの研究室に目指し、走る。
通路は、複雑に入り組んでいるが、ジェシカには慣れたものである。
冷たい白い扉の前に立ち、息を整えながら、一気に中に入った。
「あれ?」
誰もいない。
パソコンが並んだ研究室には、静けさしかなかった。
ジェシカは首を捻りながら、奥へ進むことにした。
奥は、作戦指令室。一介の兵士がいける場所ではないが……妙な胸騒ぎがした。
ディグシステムを腕に巻き付けながら、慎重に奥に進む。
(血の匂いがする!?)
人の気配はしないのに、血の匂いだけがする。
(まさか!魔物が!)
ジェシカは、走りだした。
(もう侵入しているのか!)
金属性の分厚い扉が、前にあった。
ジェシカが前に立つと、扉は開き……そこから、血の匂いが漂ってきた。
飛び込んだジェシカが、見たものは…中央の席で、こちらに背中を向けたまま、煙草を吹かすマリアと……
そこら中に飛び散った肉片。
正面のスクリーンに、ジェシカの知っているオペレーターの顔が、半分潰れて…貼りついていた。
「何が……何が…何があったんですか!」
ジェシカは、叫んだ。
「あら……来ちゃったの……」
マリアの頭の向こう…煙草の煙が立ち上る。
「あんたは優秀だから……あたしたち側に欲しかったんだけど……あんたは、エルフの血が色濃く残ってるから、無理なのよね。残念」
一部のシステムは、雷撃でやられており…簡単に中に入れた。
まだ魔物も、ディグブレイドも、侵入していないようだ。
入り口を少し進むと、ジェシカはディグシステムをアウトさせ、軍服姿に戻ると、廊下の壁を探り……侵入者に、備えた障壁のスイッチを探した。
何とか見つけると、自分のカードを差し込み、障壁を降ろした。
これで、魔物は簡単に入って来ないだろう。
何の飾りもない灰色の通路を、ジェシカは走った。
人のいる気配がしない。
ディグシステムの研究室に目指し、走る。
通路は、複雑に入り組んでいるが、ジェシカには慣れたものである。
冷たい白い扉の前に立ち、息を整えながら、一気に中に入った。
「あれ?」
誰もいない。
パソコンが並んだ研究室には、静けさしかなかった。
ジェシカは首を捻りながら、奥へ進むことにした。
奥は、作戦指令室。一介の兵士がいける場所ではないが……妙な胸騒ぎがした。
ディグシステムを腕に巻き付けながら、慎重に奥に進む。
(血の匂いがする!?)
人の気配はしないのに、血の匂いだけがする。
(まさか!魔物が!)
ジェシカは、走りだした。
(もう侵入しているのか!)
金属性の分厚い扉が、前にあった。
ジェシカが前に立つと、扉は開き……そこから、血の匂いが漂ってきた。
飛び込んだジェシカが、見たものは…中央の席で、こちらに背中を向けたまま、煙草を吹かすマリアと……
そこら中に飛び散った肉片。
正面のスクリーンに、ジェシカの知っているオペレーターの顔が、半分潰れて…貼りついていた。
「何が……何が…何があったんですか!」
ジェシカは、叫んだ。
「あら……来ちゃったの……」
マリアの頭の向こう…煙草の煙が立ち上る。
「あんたは優秀だから……あたしたち側に欲しかったんだけど……あんたは、エルフの血が色濃く残ってるから、無理なのよね。残念」


