天空のエトランゼ{Spear Of Thunder}

「終わったわね」

砂の世界全体を照らす程の光が、止んだ時、

何万もいた織田の軍勢は、消えていた。

ただ砂だけが、どこまでも続いていた。

紅は、チェンジ・ザ・ハートを持つ僕の後ろ姿を、しばし見つめ、

視線を、自分の手に落とすと、悲しげに笑った。

笑ったけど…涙が一粒こぼれ、手の上に落ちた。

涙は、手に吸い込まれた。

紅は涙を拭うと、僕たちに向けて、歩き出した。